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| カメレオンと色
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昭和59年のアメリカ横断ウルトラクイズの○×問題の第4問は「カメレオンは目隠しをされると身体の色を変えられない」○か×かという問題でした。
正解は×です。カメレオンは目で周りの色を確認して身体の色を変えているわけではないのです。身体の周りの色の波長を皮膚にある細胞で感じとり、それに合わせて皮膚の色を変化させているのです。
色には波長があります。光は秒速30万キロメートルのスピードで進み、可視光線の領域では、最も波長が短い紫色が1秒間に約750兆回の振動数、最も波長が長い赤色が約450兆回の振動数で振動しています。逆に言えば、この振動数の範囲内にある光だけを人間が色として見ることができるのです。それ以外はすべて紫外線、赤外線で見ることができませんが、それぞれの振動数(それぞれの波長)の波動はそれぞれ特定の働きをしているのです。
音も同じく波動であって、人間に聞こえるのは、1秒間に20回から20000回の振動数の波なのです。
人間はこれらの波動を目や耳でしか感じられないのかと言うと、必ずしもそうとは言い切れないようです。盲目であったヘレン・ケラーは、色の違いと濃淡を感じることができると著書に書いていますし、実際に指先で感じることができたそうです。目隠しをしていても、赤い部屋と青い部屋では、脈拍や血圧に変化が出るという実験はよくテレビでも見かけます。相当退化していますが、人間も皮膚で色や光を感じることが少しはできるのかもしれません。
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