
肥満の科学・ダイエットの研究について
人類にとって、肥満は最も恐ろしい問題の一つとなってしまっています。
肥満の科学が進んできたにもかかわらず、アメリカ人の3分の2が肥満か太りすぎとなっており、子供たちの間にも肥満は広がり続けています。
そして、安全に肥満を改善する方法もまだ見つかりそうにありません。
グレリン、レプチン、オブスタチンなど、食欲に関係しているホルモンがたくさん見つかってきていて、食欲をコントロールすることができそうに感じますが、実現にはまだ相当時間が掛かると思われます。
なぜ、これだけ科学全盛と言われる時代になっているにもかかわらず、肥満問題を解決させることができないのでしょうか?
それは、人間特有の問題が関係しています。
生き物は、おなかがいっぱいになったら、そこで食欲にブレーキが掛かるような仕組みがあります。
ところが、人間は、おなかがいっぱいになっていたとしても、おいしいと感じたら、食べ続けられてしまうのです。人間は、満腹感を伝える体からの信号よりも味の刺激による快感の方が強力に感じるからです。
そして、胃が限界になるところまで食べて、ようやくストップするのです。
満腹になっていても、さらに食べ続けてしまうというのは人間特有の問題(体の問題というよりも心の問題)であるため、マウスによる肥満の研究では、解決方法は見つからないのです。
肥満の科学、ダイエットの科学は、突き詰めていくと、体の問題というよりも、心の問題に行き着いてしまい、解決は極めて難しい問題になってしまうのです。
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