
食欲が止まらない人へのアドバイス
「たくさん食べ過ぎてしまう自分が情けないです。」という相談がたくさん寄せられます。
「精神力が弱くて情けない」と自分を責めている人が本当に多くて、つらく感じます。
ダイエットを必死に頑張ると、どうしても食べることへの執着心は高まってしまいます。
精神力が強いとか弱いとか関係なしに、執着心は高まってしまうのです。
もともとダイエット自体が、そういう性質なのですから、自分が弱いからだめなのだ、と自分を責めないようにしてください。
自分が悪いと思ってしまうと、そのこと自体が大きなストレスとなり、ますます食欲が強くなって、食欲が止まらないようになるという悪循環にはまってしまいます。
必死にダイエットを頑張ると、食欲が止まらないようになりやすいということは、必ず知っておいてください。
ところで、「食べてはいけない」というのは、昔話でよくある設定に似ていると思いませんか?
「玉手箱を決してあけてはいけません。」と言われて、それを必死に守る浦島太郎。
しかし、「あけたい、あけてはいけない」という葛藤を延々と繰り返し、最後は力尽きて、 玉手箱をあけてしまうのです。
鶴の恩返しでは、「決して戸をあけてはいけません。」、雪女では、「このことを決して言ってはいけません。」というふうに、こういう「○○してはいけません」というお話は、日本のみならず世界中にたくさんあります。
きっと、人間の心理の本質に関わっているからでしょう。
人間は、延々と繰り返される心の葛藤はとても苦しく感じるのです。
際限のない心の葛藤を繰り返して、最後には力尽きてしまいます。
笑ってはいけないという状況だと、大しても面白くないものでも、笑ってしまいそうになります。
ダイエットをして、「あまり食べてはいけない」、「決してたくさん食べてはいけない」というふうに思っていたら、どうしても食欲は強くなってしまうのです。
「少ししか食べてはいけない」と強く思っているから、余計に食欲が止まらないように感じてしまうのでは ないでしょうか?
「本当におなかがすいているのならば、自由に食べればよい。」と思っている人は、そんなに食欲で苦しむことはないのです。
こういうふうになっているということは、知っておいてください。
